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2009年04月06日

●ケアホーム スタート

  準備を進めていたケアホームひまわりが、この4月よりいよいよスタートしました。川越市藤間が第1ひまわりは女性用、ふじみ野市鶴ヶ岡が第2ひまわりは男性用となりました。定員は10名になり、新たに4名のメンバーが入居しました。ケアホーム「ひまわり」が開所しました。

 障害程度区分は、区分2-3名、区分3-4名、区分4-2名です。区分4の男性1名は当初は区分2でした。その方は生活ホーム時代には、週に2回身体介護で入浴介助を入れていました。でも区分2ではケアホームでは身体介護を使えません! 声かけや支援がないと自分でしっかり体を洗えなかったり、足の疾患もある為、体を洗う際の声かけ支援は欠かせません。            

 しかし5名の入居者がいる中、生活支援員が入る日以外は世話人が1人で対応するので、なかなか目が行き届きません。そこで障害程度区分の再判定を受けたところ、前回の判定の時と状態が変わって来ていることもあり、再判定の結果(めでたく?)区分4となり、これから身体介護申請を行なう予定です。

 さて運営の方はと言いますと、生活ホームひまわりでやっていたのと同様に、ケアホームでも平日は21時から翌朝10時まで毎日夜間支援従事者を配置しています。しかし、夜間支援体制加算だけでは以前と同額の手当てが出せません。以前は泊まりに関する補助は全く何もなかったので、その時よりはホームの負担は少ないかもしれませんが。毎年ホーム単体では、赤字になってしまいます。

 それから、川越市には安定化補助という市単独の家賃補助制度(10,000円/月)があります。

川越市の住民で埼玉県内のホームを利用している方が対象となります。

 ひまわりには川越市以外の入居者もいますが、利用料に大きな差が出てしまいます。この様な制度が他の市でも実施されれば、自立生活に一歩踏み出せる方も増えて来るのではないでしょうか。